広島市植物公園の屋外展示場では、5月3日（土・祝）から5月1１日（日）まで、今年で第3１回目となるクレマチス展を開催します。日本クレマチス協会広島支部の会員が丹精込めて栽培したクレマチス約１７０鉢を展示します。様々な園芸品種の展示のほか、テッセンやハンショウヅルなどの原種も展示予定です。
また５月５日の１３時半から１４時半まで、クレマチス実演会を大温室前テントにて行います。日本クレマチス協会広島支部の会員が、クレマチスの育て方について実演指導します。この時間以外でも、育て方の相談を会員が随時受け付けています。また、期間中は屋外展示場にてクレマチスの販売も行われます。
艶やかな色彩と風車のような花姿をぜひお楽しみください。

クレマチスとは？
　キンポウゲ科センニンソウ属に分類される植物の総称で、全世界に約３００種があるとされています。多くの種類がつる性ですが、木立性の種類もあります。このうち観賞価値の高いいくつかの種類が園芸的によく栽培されます。なかでも日本原産のカザグルマを基本に改良された品種群は「パテンス系」と称され、玩具の風車のような花姿は大変人気があります。その他にも中国原産のテッセンがもとになった「フロリダ系」や、アメリカの原種がもとになった「テキセンシス系」など、様々な系統があります。