そよ風に“ひらひら”ハンカチノキが開花
広島市植物公園
珍しいハンカチノキ(Davidia involucrata)が開花しています。花が咲くと、まるで白いハンカチを思わせるような苞(ほう)がひらひらと風に舞い、風にたなびく様子が美しく珍しい植物です。
中国南西部を原産とするダビディア科の1属1種の落葉高木です。ヨーロッパでは、古くから街路樹などに利用されています。日本国内でも開花する木は増えてきたものの、まだあまり大きな木がないためこれほど多くの花が咲く様子を見ることは少ないと思います。植物公園のベゴニア温室前の高さ約5mの木には、たくさんの“ハンカチ”がそよ風にひらひらなびいています。
花びらのように見える乳白色の“ひらひら”は、実は花ではなく苞(ほう)という葉が変化したもので、その中にある黒っぽい球状のものが、小さな花が集まったものです。
また、英語名がDove(ダブ) tree(ハトノキ)というとおり、鳩が枝に止まっているようにも見えます。ぜひご覧ください。
- 開園時間9:00~16:30 (入園は16:00まで)
基本情報
名称 | 広島市植物公園 |
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フリガナ | ヒロシマシショクブツコウエン |
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住所 | 731-5156 広島市佐伯区倉重3-495 |
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アクセス | JR五日市駅北口より薬師が丘行きに乗り、植物公園バス停下車すぐ |
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電話番号 | 082-922-3600 |
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ファックス番号 | 082-923-6100 |
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開園時間 | 9:00~16:30 (入園は16:00まで) |
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休園日 | 金曜、年末年始 |
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関連ページ | ホームページ
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