江戸時代から伝わる古典園芸植物 サクラソウ展を開催
広島市植物公園
広島市植物公園の屋外展示場では、今年で第33回目となるサクラソウ展を開催しています。今年は例年になく開花時期が早まったため、4月20日(土)からの予定を早め、4月13日(土)から25日(木)まで展示を行います。園内にて系統維持を行っているサクラソウ約200品種300鉢を展示しています。植物公園友の会山草部会の会員が丹精をこめて栽培した鉢も、20日(土)から展示予定です。
サクラソウは、江戸時代の中ごろから荒川に自生する株が栽培されるようになり、種子まきを繰り返すうちに、様々な色変わりや花形の変わり品が生まれ、多くの人に愛好されてきました。当時の品種のいくつかは現在まで株分けで維持されています。
江戸時代から伝わるサクラソウの繊細な花色と多様な花形を、ぜひお楽しみください。
サクラソウとは?
サクラソウ(学名:Primula sieboldii)は、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、ヨーロッパ原産のセイヨウサクラソウや中国原産のマラコイデス、オブコニカと区別するため、ニホンサクラソウ(日本桜草)とも言われます。江戸時代に栽培が非常に盛んになり、日本の古典園芸植物を代表する存在の一つです。自生のものでは、埼玉県さいたま市桜区田島ヶ原のサクラソウの大群落が国の特別天然記念物に指定されて、大切に保護されています。
- 開園時間9:00~16:30 (入園は16:00まで)
基本情報
名称 | 広島市植物公園 |
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フリガナ | ヒロシマシショクブツコウエン |
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住所 | 731-5156 広島市佐伯区倉重3-495 |
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アクセス | JR五日市駅北口より薬師が丘行きに乗り、植物公園バス停下車すぐ |
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電話番号 | 082-922-3600 |
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ファックス番号 | 082-923-6100 |
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開園時間 | 9:00~16:30 (入園は16:00まで) |
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休園日 | 金曜、年末年始 |
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関連ページ | ホームページ
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