まいぷれ広島 編集部が行く!
屋内で遊んで学べる乗り物博物館
2022/07/20
暑い日、寒い日、雨の日、休日のお出かけ困りますよね。
広島市安佐南区にある『ヌマジ交通ミュージアム』がオススメですよ!
晴れの日も、雨の日も関係なく、屋外でもしっかり遊べて、屋内でも楽しめる。そして何より、このミュージアムのテーマは『乗り物』なのです。『陸・海・空』すべての乗り物が展示してあり、乗り物好きにはたまらない博物館なのです。
今回はそんな『ヌマジ交通ミュージアム』の館内を詳しくご紹介します。
まず入口に入ると、この博物館の主のビークル号に乗ったビークル博士が出迎えてくれます。この乗り物は架空の乗り物。
飛行機なのか?車なのか?お子さんたちと想像するのも面白いですね。
1階フロア
1階フロアには無料で利用できるライブラリーがあります。
ライブラリー内には乗り物や交通に関した一般書や児童書、DVDなど約6000点を所蔵。
しっかりじっくりと乗り物について調べることが出来ます。
ライブラリーの他にはクラフトルームや多目的ホールがあり、工作教室やイベントなど定期的に開催されています。
2階フロア
世界中の乗り物模型が2000点以上!
2階のコレクションフロア。日本をはじめ世界中の飛行機や船、電車の模型が2000点以上展示してあります。
模型それぞれの詳しい情報は、展示室に設置された「ハイパーブック」で調べることが出来るだけでなく、スマートフォンやタブレットなどをQRコードで読み取りアクセスできる「ハイパーブックWEB」を使えば、模型を見ながら調べることもできます。
模型だけでなく、広島市を走るアストラムラインなどの本物の機材や図面、乗り物の様々な関連したものが沢山展示してあります。
定期的に行われる特別展のスペースも2階にありますよ。
乗り物好きの子どもはもちろん、大人もとっても勉強になり楽しめるスペースです。
陸・海・空の乗り物がそれぞれブースに分かれて展示してあります。
アストラムラインの使用された部品も展示
消防車の模型も人気です。
2階には3階にあるパノラマ模型「ビークルシティ」を走る電車の運転体験が出来るシュミレーターと自転車のシュミレーターがあります。
自転車のシュミレーターは海外や雪の知床など、6か所のコースを選ぶことが出来ます。
3階フロア
直径20メートル。近未来都市パノラマ模型『ビークルシティ』
『ビークルシティ』と名付けられた直径20メートルの巨大なジオラマ。
近未来都市を想像して作られたもので、『オフィスエリア』『生産・物流エリア』など6つのエリアに分かれ、それぞれの交通や乗り物のジオラマが展示されています。
およそ20年前(1995年)、開館当時に作られたジオラマ。想像でしかなかった世界が、現在、実現されているものも。
これから出来るかもしれない世界をジオラマを通して想像してみては?
タッチパネル式『シティガイド』で各エリアの街の工夫や様子を調べることが出来ます。
エリア内の所々にあるスイッチやレバーを押すと街の中のさまざまなものが動く仕掛けが。どれが動いてるか探してみてください。
ビークルシティは昼や夜の街並みを再現するために、フロア全体が明るくなったり暗くなったりします。暗くなったときは、街の夜景も再現されます。
子ども連れだけではなく、デートでのんびり街を眺めるのも素敵ですね。
屋外広場
おもしろ自転車を乗りつくせ!
被爆電車【広島電鉄650形】も展示してある屋外広場はとても広く、芝生広場もあり、安心して遊べるスペースです。
特に人気なのは『おもしろ自転車』でイルカなどの動物を装った自転車や二人乗りや三人乗りの自転車。漕ぐのではなく上下に動くことで進む自転車など、変わり種の自転車がおよそ60台あり、常時30台準備されています。
利用料は30分100円。小さなお子さんでも乗ることのできる自転車もあります。
屋外広場ではアストラムラインが走る様子も眺められますよ。
館内にあるショップでも、もちろん乗り物に関した商品が沢山。
アストラムラインのグッズも販売していました。
子どもから大人まで、乗り物大好きな人はもちろんそうでなくても、楽しみ方は色々。
ゆっくり時間を過ごすのも、外で思いっきり遊びことも出来る『ヌマジ交通ミュージアム』に足を運んでみてはいかがですか?
ヌマジ交通ミュージアムのご案内