遺品整理の現場に多く携わっていると死後間もないのにもかかわらず、
相続の事で揉めている現場をよく目の当たりにします。
亡くなられた方にとってみれば何ともやりきれない思いで天国から眺めているのだと思います。
こういった
トラブルを防ぐためには、故人の想いを残した「遺言書」が何より効果的です。
最近はエンディングノートの普及などもあり、遺言書を残す方も増えては来ておりますが、大半の人は書いたことがないというのが現状だと思います。書いていない方はこんなこと思っていませんか?
・まだ死ぬことはないから書かなくても大丈夫。
・別に書かなくても家族が上手に分けてくれるだろう。
・分けるほどの財産なんて持っていないし、書く必要がない。
・相続の割合は法律で決まっているんだしそれに従えばいいだけ。
以前こんな現場に遭遇したことがあります。
お子さんのいないご夫婦二人での生活でご主人がお亡くなりになられました。
決して裕福な家庭ではないが自宅を購入しローンも払い終え、年金でやりくりしていけば何とか生活できるようなご家庭でした。
ご主人がお亡くなりになられ遺産の分配を求めて現れたのがご兄弟。
まとまった現金をもっていなかったが、家の資産がある為、相続分配が必要となります。
結局、奥様は家を売却することになり、売却したお金を分配することになりました。(/ω\)
奥様は市営住宅に引っ越すことになり前より一層質素な、生活を送ることになってしまいました。
もしご主人がこの時、「妻に全財産を相続させる」といった内容の一文が書かれていた遺言書があったとすると・・・
おそらく奥様はご主人との思い出がいっぱい詰まった家で平穏で楽しい老後生活が過ごせたことでしょう。
ご主人のちょっとした気遣いがあればこのような事は防げたのです。
貯金の少ないご家庭こそ遺言書というのは必要になってくるのです。
遺された家族を守る為にも遺言書の準備は必ずしておきましょう。
ティプロでは、生前整理の一つとしてエンディングノートや遺言書の作成アドバイスも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
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