特別企画展『ふるさとの植物を守ろう~植物の現状と保全への取り組み~』開催
広島市植物公園
広島市植物公園では、9月17日(土)から12月24日(土)までの日程で特別企画展『ふるさとの植物を守ろう~植物の現状と保全への取り組み~』を開催します。この展示会は、豊かな自然に恵まれた広島県の植物について紹介し、最近の調査結果や最新の研究、地域や植物公園の保全への取り組みについてパネルや映像、標本などの資料と共に紹介します。
多くの植物が絶滅の危機に瀕している一方で、調査が進み、以前の植物調査報告「広島県植物誌(1997)」に比べて、107種の新たな植物が県内で発見されました。また、37種については、未確認とされていた植物の自生が確認されました。さらに、最近、広島県を産地として、新種が7種発見されました。
また多様性保全の研究者や取り組んでいる地域の方々による植物公園シンポジウム、湿原再生事業に取り組んでいる八幡湿原の観察会などの関連行事も計画し、市民の皆様に自然の大切さや植物の保護について考えて頂きます。
関連行事
植物公園シンポジウム「ふるさとの植物を守ろう~植物多様性保全を考える~」
【日時】平成23年10月23日(日)13:00~16:00
【主な発表者】 京都大学教授 井鷺氏、環境省希少野生動植物種保存推進員 吉野由紀夫氏など
【場所】広島市植物公園(展示資料館 講堂)
【内容】植物多様性保全活動に関する事例紹介,ならびに保全のための法的制度や最新の研究成果についての研修をとおし、市民や団体が情報交換を行い、より適正な保全活動について考える。
見どころ
・最近発見された植物(シロシャクジョウ、シロバナハンショウヅルなど)の写真
・最近発表された新種(セトエゴマ、シロカネカラマツなど)とその標本
・DVDで見る広島県の貴重な植物
・広島県の絶滅危惧植物のうち100種以上の写真を展示
- 開園時間9:00~16:30 (入園は16:00まで)
基本情報
名称 | 広島市植物公園 |
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フリガナ | ヒロシマシショクブツコウエン |
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住所 | 731-5156 広島市佐伯区倉重3-495 |
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アクセス | JR五日市駅北口より薬師が丘行きに乗り、植物公園バス停下車すぐ |
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電話番号 | 082-922-3600 |
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ファックス番号 | 082-923-6100 |
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開園時間 | 9:00~16:30 (入園は16:00まで) |
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休園日 | 金曜、年末年始 |
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関連ページ | ホームページ
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