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ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち

2018年4月11日~6月10日 会期中無休。マネ、ドガ、ルノワールら巨匠たちの華やかなる競演

2018/02/14

広島県立美術館にて、2018年4月11日(水)~2018年6月10日(日)の期間、特別展「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」が開催されます。

パリという魅力あふれる都市に生きる女性、パリジェンヌ。彼女たちは時代の変化とともに様々な表情を見せてきました。知的な会話を楽しむサロンの主宰者、子を慈しむ美しい母、流行を生み出すファッショニスタ、画家のミューズ、そして自ら道を切り開き才能を開花させた画家や女優――本展覧会では、マネの≪街の歌い手≫をはじめ、ドガやルノワールなど印象派の巨匠が描いた女性の肖像、カサットやモリゾなど女性芸術家による傑作、カルダンやバレンシアガの斬新なドレスからブリジット・バルドーほか映画や舞台で活躍した女優のポートレートまで、ボストン美術館の所蔵品約120点を通して、18世紀から20世紀のパリを体現してきた女性たちの姿に迫ります。

展覧会の構成

1章 パリという舞台―邸宅と劇場にみる18世紀のエレガンス

1715年にルイ14世の治世が終わると、宮廷のあるヴェルサイユに代わり、パリが文化の中心地となっていきます。個人の邸宅(オテル)では、しばしば女主人が文化人の集いを主宰しました。サロンと呼ばれるその集いで、彼女たちは招待客を選び、ウィットに富んだ会話を取りしきり、部屋の内装や自分の身なりも洗練させていきます。女主人の個性を反映したサロンは、人々の交流や新しい考え方を広める場となりました。舞踊の世界も中心地をパリへ移し、女性の活躍する機会が広がります。舞台で使われたドレスや工夫を凝らした髪型は、定期刊行物を通じて流行していきました。

2章 日々の生活―家庭と仕事、女性の役割

18世紀末のフランス革命の勃発とその後のナポレオンの統治下で、社会は大きく変化しました。フェミニズムの運動が起こる中で、小説家や批評家として活躍する女性も現れます。しかし、結婚して母となり家庭を守るという伝統的な価値観はいまだ根強く、その道を選択しないパリジェンヌには、つらい、笑ってやり過ごすしかない状況もありました。美術においては、労働者階級や中産階級の日常生活を描いた風俗画が多く制作されるようになります。パリの女性の日々は芸術家の想像力をかきたて、優しい母親、美しい労働者、未亡人、権利を主張する女性などさまざまな姿が描かれました。

3章 「パリジェンヌ」の確立―憧れのスタイル

1852年、ナポレオン3世が皇帝に即位し第二帝政が始まります。この時代、パリの街は大改造が行われ、街路は広がり、近代化が進みました。街では人々がウィンドウショッピングを楽しみ、広告や雑誌はさまざまな商品を取り上げ、消費が拡大していきます。パリではファッション産業が重要な位置を占め、働き手として女性が活躍しました。購買者としても女性は最新流行の衣服を求め、ショール、バッグ、靴といった装身具で完璧な装いを披露しました。パリジェンヌについて論じた本も出版され、そのスタイルは憧れの対象となります。パリの流行は、海を越えてアメリカにまで伝わっていきました。

4章 芸術をとりまく環境―制作者、モデル、ミューズ

伝統的な美術教育機関であったアカデミーの門戸は、女性には長らく閉ざされていました。しかし19世紀を通してその権威が衰えるにしたがい、印象派やソシエテ・デ・パントゥル=グラヴール(画家・版画家協会)など新しい勢力が台頭し、美術界は大きな変化を遂げます。こうした新しい主題、様式、展示の場が生まれる中で、女性は制作者であると同時にモデル、そして芸術家の想像力をかきたてるミューズとなっていきました。彼女たちは、新たな技術向上の機会、共同制作、作品発表の場所を得るようになったのです。

5章 モダン・シーン―舞台、街角、スタジオ

1900年の万国博覧会で20世紀の幕を開けたパリでは、ミュージックホールやキャバレーが次々に開店し、多くの人で賑わいます。女性はこうした盛り場の舞台で、歌手や踊り子として活躍しました。仕事やスポーツにいそしむ女性も増え、活動的になった女性の姿が作品に見られます。社会的な役割や階級、そして性別の枠を取り払い自らを表現するパリジェンヌは、芸術のアイコンであり続けました。ふたつの大戦を経たパリの街は再び活気を取り戻し、若者たちが政治からポップカルチャーやファッションまで、次代をけん引する存在となっています。

関連イベント

1 プレ講演会

※聴講者は前売料金の1割引きでチケットをご購入できます。(当日限定)

A「ベルト・モリゾと近代都市パリ」
日時 2月25日(日)13:30~15:00
講師 坂上 桂子さん(早稲田大学文学学術院教授)
会場 地階講堂

B「ヨーロッパのメークアップ&ヘアモード200年」
日時 3月10日(土)10:30~12:00
講師 津田 紀代さん(文化学園大学非常勤講師/元ポーラ美術館主任学芸員)
会場 地階講堂

C「映像で見るパリジェンヌのファッション史-ウォルトからサン・ローランまで-」
日時 3月10日(土)13:30~15:00
講師 浜田 久仁雄さん(神戸ファッション美術館学芸員)
会場 地階講堂


2 記念講演会

「劇場の女性たち-印象派絵画を中心に」(共催:広島県立美術館友の会)
日時 4月21日(土)13:30~15:00(開場 13:00)
講師 喜多崎 親さん(成城大学教授)

会場 地階講堂

3 美術講座

「パリジェンヌ展補遺:狂乱の時代-20年代パリ」
日時 5月27日(日)13:30~15:00(開場 13:00)
講師 山下 寿水さん(広島県立美術館学芸員)
会場 地階講堂

※上記1~3は申込不要、聴講無料、定員200名(先着順)

4 ギャラリートーク

日時 4月20日、27日、5月11日、18日 各金曜日 11:00~、18:00~
講師 山下 寿水さん(広島県立美術館学芸員)
会場 3階企画展示室
※申込不要、要入館券
※会場入口にお越しください。

5 ウェブレポーター大募集

日時 4月13日(金)17:00~19:30
受付場所 3階ロビー
実施場所 3階企画展示室内
対象 ホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNSにて情報発信をされている一般の方
※申込不要 ※実施当日に限って本展にご招待

6 写真撮影コーナー「あなたもパリジェンヌ」

日時 4月11日(水)~6月10日(日)開館時間内
会場 3階ロビー
※石田あさきトータルファッション専門学校による、マネ≪街の歌い手≫を模した衣装を着用して、写真を撮影することができます。カメラをご持参ください。
※申込不要、参加費無料

7 パリジェンヌ気分でヘアメイク体験

日時 5月19日(土)13:00~15:00
会場 3階ロビー
※申込不要、参加費無料

8 ロビーコンサート

A「春に寄せて」
日時 4月1日(日)15:00
演奏者 藤井 美雪さん(メゾソプラノ)、平野 満さん(ピアノ)

B「パリの空の下で」
日時 5月12日(土)12:00
演奏者 野口 美紀さん(アコーディオン)
会場 1階ロビー
※申込不要、鑑賞無料

県美×現美×ひろ美 相互割引

「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」の会期中、3館で相互割引を実施! 下記いずれかの特別展チケット(半券可)を受付にご提示いただくと、本展当日料金より100円割引。詳しくは各館にお問い合わせください。
※1枚につき1名様限り、他の割引との併用はできません。

広島現代美術館(南区比治山公園1‐1/TEL 082-264-1121
「阿部展也-あくなき越境者」2018年3月23日(金)~2018年5月20日(日)
ひろしま美術館(中区基町3‐2[中央公園内]/TEL 082-223-2530
「ねこがいっぱい ねこアート展」2018年4月21日(土)~2018年6月24日(日)

縮景園連携

ワンコイン縮景園
本展入館券のご提示により、100円で縮景園にご入園いただけます。

ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち

会期 2018年4月11日(水)~6月10日(日) 会期中無休
会場 広島県立美術館(広島市中区上幟町2-22)
開館時間 9:00~17:00
※金曜日は20:00まで、入場は閉館30分前まで
※4月11日(金)は10:00開場
料金 一般 1,400円(1,200円)/高・大学生 900円(700円)/小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売・20名以上の団体料金
・学生券をお求めの際は学生証のご提示をお願いします。
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額です。
・本券で所蔵作品展もご覧いただけます。

前売券販売所 広島県立美術館、セブン・イレブン(セブンチケット)、ローソン(Lコード 62232)、チケットぴあ(Pコード 768-831)、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店、ゆめタウン広島など
お問い合わせ 広島県立美術館 TEL 082-221-6246

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