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被爆70周年 ヒロシマを見つめる三部作 第1部 ライフ=ワーク
2015年7月18日~9月27日 「原爆の絵」からたどる、生きることと、作ること。
2015/06/24
2015年7月18日(土)~9月27日(日) 被爆70周年 ヒロシマを見つめる三部作の第1部「ライフ=ワーク」
被爆70周年を迎える2015年…
広島市現代美術館にて、「ヒロシマを見つめる三部作」と題し、原爆被害をうけた広島の過去を振り返り、復興の軌跡を見つめ、「今」そして「これから」を考える、3つの異なる視点に基づいた展覧会が開催されます。
第1部の「ライフ=ワーク」展では、広島の被爆者たちがその体験をもとに描いた「原爆の絵」(広島平和記念資料館蔵)を出発点に、自身の体験、生活、人生が色濃く反映する13作家の表現があわせて紹介されます。
シベリヤ抑留体験をモチーフとした連作で広く知られる香月泰男さんや宮崎進さん
原爆により両親を失い、喪失と苦悩を創作活動へと結びつけた殿敷侃さん
晩年に広島の被爆樹木を多数描いた入野忠芳さん
など、生きること(ライフ)と作品(ワーク)が緊密に結びつく表現を探求。
生死と結びつき、人生に重大な影響を及ぼした出来事やトラウマに向き合うこと、あるいは、日々の生活を写しとること、さらには、それまでの人生を意味づけていくかのような制作行為など、それら「ライフ=ワーク」の有り様は、表現の根源をも照らし出すものといえます。
また、作り手の「生」が結晶化した作品の示すものとは、個人の体験を他者へ伝え、さらには時代的・文化的違いを超えた共有をはかるうえで美術が果たしうる可能性でもあります。
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第2部 俯瞰の世界地図(2015年10月10日~2015年12月6日)
第3部 ふぞろいなハーモニー(2015年12月19日~2016年3月6日)
入野忠芳≪精霊08-2≫2008年 個人蔵
殿敷侃≪釋寛量信士(鉄かぶと)≫1977年 個人蔵
関連プログラム
アーティスト・トーク2015年7月18日(土) 14:00~15:30本展出品作家がそれぞれ作品を前に展示解説します。
(出演予定:石内都さん、後藤靖香さん、Tomoyaさん、大木裕之さん)
会場:展示室
※
要展覧会チケット、
事前申込不要スペシャルワークショップ「インタビュー・ドローイング」2015年8月9日(日)、8月15日(土) 各日10:30~15:30 ※各回同内容参加者同士のインタビューをもとに、「他人の思い出」の絵を描きます。
講師:後藤靖香さん(本展出品作家)
定員:各回20名(
要事前申込、申込多数の場合は抽選となります)
対象:小学4年生~中学3年生
参加費:無料
学芸員によるギャラリー・トーク2015年7月19日(日)、8月23日(日) 14:00~15:00担当学芸員が展覧会について解説します。
※
要展覧会チケット、
申込不要 同時開催
丸木位里・俊≪原爆―ひろしまの図≫1973年 広島市現代美術館蔵
≪原爆-ひろしまの図≫公開修復
2015年7月18日(土)~9月27日(日)
被爆70周年 ヒロシマを見つめる三部作 第1部 ライフ=ワーク【会期】
2015年7月18日(土)~2015年9月27日(日)【会場】
広島市現代美術館(広島市南区比治山公園1-1)
【開館時間】
10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
【休館日】
月曜日
※ただし、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館。7月21日(火)、9月24日(木)は休館。【観覧料】
一般 1,030(820)円
大学生 720(620)円
高校生・65歳以上 510(410)円
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金です。【お問い合わせ】
広島市現代美術館
082-264-1121