前回、『FCMN　メイプルなでしこ』の取材をさせてもらったのは昨年2011年の年末12月の寒い時期。
広島には無かったU-12女子サッカークラブを立ち上げるための体験会でした。

手がかじかむ寒い中、小学校を中心に体験会の案内チラシ配りに奔走した代表の島田さん。

その頃は体験会にどれだけの人が集まってくれるのか、活動を続けられるのかどうか、不安もあったと思いますが、最初の体験会に集まってくれた子どもたちを前にした監督の嬉しそうな顔といったら！

その時の記事はコチラ↓
【メイプルなでしこ体験会を観戦してきました！！】（2011.12）

その後も着実にクラブ発足に向けて活動を続け2012年春、特定社会法人申請と共にU-12女子サッカークラブを発足！

そして2012年秋、無事NPO団体として認可されたと聞き、再び取材に行ってきました！
場所は前回と同じ、宇品のi-fut ujina（フットサルスタジアム・アイフット）。

前回はiPhoneのグーグルマップに、まんまと「宇品天然温泉ほのゆ」に案内されたワタクシですが、今年に入って愛車にカーナビがついたのでラクラク到着♪

ふふん♪

練習開始と共にフィールドを元気に駆け回る子ども達。
それを見守るお父さん、お母さんたちの和気あいあいとした楽しそうな姿。

…すみません。
邪魔にならないように私、ひっそりしときますんで…。

…と、気持ち、小さくなっていたところ、
島田監督より「どうぞ自由に入って子どもたちのいい写真とってくださいね！！」とのお言葉…

あ、ありがとうございます。
ある意味プレッシャーでございます…。

監督が大事にしていることは「子ども達に集中力を欠かせない工夫」とのこと。

一つ一つの練習パターンは5分刻みにどんどん変えていくので、子どもたちがダレることなく練習を続けられているように見えます。

線の上だけでディフェンスが出来るルールなど、大人が見ても「ちょっとやってみたい！」と思うようなものもありました。

練習後半は、大人（保護者）もまざっての特別ルール、サッカー。
これも特別なルールを設け、テンポよく「勝負する楽しみ」を子ども達に伝えていました。

今回見学させてもらって気がついたのは、
子どもたちの間で、声かけが出来ていること。

娘を育てたことがある私が感じるのは、学校の友だちでもなく、学年も違うクラブチームで声を掛け合えるようになったのは「監督＆大人の指導」と「練習の継続」のタマモノだと思うのです。

これはサッカーだけでなく、普段の生活や行動にも変化が出てくることだと思うので、子どもたちが「学校以外の活動の場を持つ」ということの大切さを改めて感じました。

★身体を動かすこと
★親以外の大人と触れ合うこと
★大きな声を出すこと
★学校以外の居場所を作ること

どれもこれも、子どもたちに必要なことですよね♪

練習後、子どもたちに気になっていたことをこっそり聞いてみました。

「どうして女子サッカークラブに入ったの？」
その答えは
お父さんがサッカーが好きで、とか。たまたまチラシを見てとか。

意外にも『メイプルなでしこ』に関わってからサッカーに興味を持った子ども達も多い様子。

でも始めてみると「楽しくて、友だちにも会えるから！」とのこと。

(o^_^o)わかるわかる！
みんな全身を使って楽しそうに走り回っていたもの！

見て下さい↓この楽しそうな笑顔↓（監督もw）

「親がサッカーが好きで…だから体験に。」というのも立派な開始動機♪

子どもたちに何か…と思っている方はまずは親子で体験に参加してみては？
今なら、クラブの練習の中での簡易試合に親・大人・兄弟も加わっているので、一緒にちょっと身体も動かせますよ♪