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まいぷれ広島 編集部が行く!

わんこ達を救いたい。私たちにも出来ること。

~広島救済譲渡(大野町渡の瀬)のわんこ達に会ってきました~

2012/03/12

~ブリーダーの経営破たん…ボランティアによる救済~

「まいぷれ広島さんで現状を紹介してもらえませんか時間が無いんです。」

掲載店さんからの依頼で事情を聞かせてもらうと、
広島県廿日市市大野(渡ノ瀬)に、ブリーダーの経営破たんによる行き先の決まらない犬たちが沢山いるとのこと。

そして譲渡場になっている場所は3月をめどに出るように言われているとのこと。

最初に、この犬猫救済に関わる人々の話を知ったのは、昨年11月。

まいぷれ広島の掲載店ティーズカンパニー塚本さんが、まいぷれニュースと個人ブログで取り上げた千田わっしょい祭りで出会ったという里親探しのボランティア吉久さんの話題でした。

フリマでの売り上げを活動に充てるなどしても追いつかない救援資金…。
個人ではどうにも出来ない部分、金銭面や物資面をNPO法人
犬猫みなしご救援隊の援助・支援を受けながら活動をされている吉久さん。
※みなしご救援隊について→こちら

その話を知った塚本さんの地元パトロール仲間や、友人知人が救済援助活動を開始。
FMはつかいちにも2度に渡り出演。広報活動もしてきたそうです。

それでもまだ、現在犬60頭、猫19頭の引取先が決まっておらず、場所も引き払わなくてはいけない…。どうやって、沢山の人に情報を伝えて犬猫たちの里親を見つけるか…。

そう迷っていたところに「まいぷれ」を思い出してくださったそうです。

そのお話があった週末、劣悪な環境になっている犬猫の譲渡場のゴミ一掃計画が持ち上がっていると聞き、私もご一緒させてもらいました。

3月上旬晴天の土曜日。

五日市から渡の瀬まで40分ほどで到着。


到着してすぐに目に入ったのは見るだけで途方にくれそうなゴミの山…。

取り掛かる前の、途方に暮れるようなゴミの山…<br>「じゃ、ここからやりましょう。」という普通~の言葉からの片付け開始。
取り掛かる前の、途方に暮れるようなゴミの山…
「じゃ、ここからやりましょう。」という普通~の言葉からの片付け開始。
この作業を業者さんに頼むといくらかかるのか想像もつきませんが、今回手伝ってくれた方の中に無償でトラックを貸し出してくださる方がいらっしゃって、無事処理場へ持っていくことが出来ました。

最初にその場を見た時に感じた「…これって…片付くの?」とゆう気持ちが、ふっ飛ぶぐらいの勢いで、みなさんどんどん荷を積んでいき(冬とはいえ相当なニオイがします)カッパも破れ軍手もぐずぐずになりながらの作業でしたが、あれよあれよという間にゴミが無くなっていきました。

結果、その日半日で搬出したゴミの量はなんと
6トン以上!!
2トン車×3回、軽トラ×2回)

毎日何十頭もの犬猫の世話をしている2~3人の女性の力だけではどうにもならないことが、発起人の呼びかけにより集まった「人数」という力により、半日で…。


来た時にはまるでゴミ屋敷のようだったのに…
来た時にはまるでゴミ屋敷のようだったのに…
ひとの手ってすごい
 
ひとが集まるってすごい

「とりかかる」ってすごい

「やってしまう」ってすごい

↑今回の中心になって動いた五日市のチョウレ部のお兄さまがた。<br>左から、なっか、たっちゃん、にっし~。みなさん掲載店さんです。<br>カッパの上からじゃぶじゃぶ洗ってる~??(笑<br><br>こんな、ちょうれかたはステキ。<br><br>※「ちょうれとる」…五日市南部の言葉で「ちょうしにのってる」の意。
↑今回の中心になって動いた五日市のチョウレ部のお兄さまがた。
左から、なっか、たっちゃん、にっし~。みなさん掲載店さんです。
カッパの上からじゃぶじゃぶ洗ってる~??(笑

こんな、ちょうれかたはステキ。

※「ちょうれとる」…五日市南部の言葉で「ちょうしにのってる」の意。

~毎日の世話と雑務に追われる日々~

ゴミが着々と片付いている間、ゴミボランティアの皆に気を配りながらも、吉久さん他2名のボランティアの方たちは、数十頭にもおよぶ犬猫の世話をされておりました。

この場所に住んでいるわけではないので、車で通って来ては
毎回4~5時間かけて全頭のシート(新聞紙)を交換し水を替え…。この清掃作業だけでも大変なのに、1頭1頭名前を呼び、声をかけてなでて回っておられました。排便の様子での体調チェックもしつつ、なおかつ「散歩もしてあげたいけど…」とまで。

でも現実は…平日の世話の時間に突然譲渡のお迎えに来てもらっても対応し切れなかったりと、とにかく人手が足りない…。

3月14日(水)、地元TV局でもこちらを取り上げた放送があったそうですが(広テレ『テレビ派』)一人でも一日でも手伝ってくれる方が増えて、ボランティア一人ひとりの負担が軽くなることを願ってやみません。

清掃の合間にも救援物資が届く。

この荷物の管理も実は大変な作業。

救援物資の受取りや在庫の把握をしてくださるボランティアも募集しています。
物資の援助もありがたい。
物資の援助もありがたい。
個人からペットショップを介しての荷物も届いていました。県外からです。
個人からペットショップを介しての荷物も届いていました。県外からです。
作業の合間をぬって吉久ゆかりさんに少しだけお話を聞かせていただきました。

早く里親を探したいからといって誰にでもお渡しするのではないとのこと。

譲渡条件については→こちら

「引渡しの条件は厳しいです。幸せになってもらいたいから。」
そう言う吉久さんは、まだ学生の子どもさんがいるお母さん。

今回、子どもたちもゴミの搬出を手伝ってくれていました。

お母さんの必死さや大変さをよくわかっているようで、まるでお母さんの負担を少しでも減らそうとしているかのように、黙々と作業をしていました。

「世話がすんで夕方にドアとカーテンを閉めると、それまで騒いでいたコたちが一斉に静かになってあきらめるんです。それがかわいそうでしかたがない。このこ達がみんな、愛情をもって飼ってもらえる家庭に引き取られるまで続けます。」そうおっしゃる吉久さん。

本当に愛護の気持ちが言葉から溢れていました。

譲渡条件については→こちら



↑吉久さんと共にボランティアに関わっていらしゃるのが
ペキニーズレスキュー四葉のクローバー隊
代表でもある、ひろたねみゆきさん。

ここにペキニーズがいると知ってからずっと関わっておられます。

隊とか団体とか関係ない、ただ放っておけなくて通って来られているようでした。


~犬たちの様子について~

狭いケージから掃除の間だけ外に出ることが出来る犬達の様子ですが、このこたちがなんとまぁみんな人懐っこい。

経営破たんという形になってしまったとはいえ、きっと可愛がって育ててもらっていたんだろうことが伺えるのが、ここにいるコたちの愛くるしさと人懐っこさ。
おびえたり警戒することなく、ただ人に構われたくて寄ってくる。

これなら、譲渡の時にありがちな「人間不信」はなくスムーズに受け入れてもらえるのではないでしょうか。

怖いイメージのあるシェパードだけど…なんだろう…かわいい。<br>ショータイプだそうで腰まわりがキュっとして下がっていて格好いい。
怖いイメージのあるシェパードだけど…なんだろう…かわいい。
ショータイプだそうで腰まわりがキュっとして下がっていて格好いい。
わたくしびびって腰が引けてるんじゃないですよw<br>このこたち水遊びしてビッシャビシャなんです。<br>
わたくしびびって腰が引けてるんじゃないですよw
このこたち水遊びしてビッシャビシャなんです。
スタッフさんにラブラブ攻撃のボルゾイ。<br>広いところで走らせてあげたいな…。<br>この子も警戒心がなくてとても綺麗!
スタッフさんにラブラブ攻撃のボルゾイ。
広いところで走らせてあげたいな…。
この子も警戒心がなくてとても綺麗!
「ほらー、このこ、イケメンなんですよ!!一番ハンサム!!」スタッフさん絶賛のイケメンくん。
「ほらー、このこ、イケメンなんですよ!!一番ハンサム!!」スタッフさん絶賛のイケメンくん。
ボランティアなっかさん♪いい雰囲気~。<br>メロメロなのはどっち???
ボランティアなっかさん♪いい雰囲気~。
メロメロなのはどっち???
「つぎ、つぎ、私を撫でて!!!撫でて!!!」<br>「つ、つぎ俺っ!!」
「つぎ、つぎ、私を撫でて!!!撫でて!!!」
「つ、つぎ俺っ!!」
「人が好き」<br>まるでそう顔に書いてあるかのよう。<br>はやくどこかの家族に迎え入れてもらえますように。
「人が好き」
まるでそう顔に書いてあるかのよう。
はやくどこかの家族に迎え入れてもらえますように。

◆私たちが出来ること◆

譲渡・救済のホームページ
http://blog.livedoor.jp/kennai20-jyouto/
※現在里親募集中のわんこはこちらでチェック※

■■現在の状況
■■2012年3月14日現在
引き取り手の無いこたちの数
犬…60
猫…19
■■■■■■■■■■■■

以前、まいぷれニュースの中で掲載店さんが大型犬の里親募集をかけたことがあるのですが、その時、すぐに受け入れ先が決まりました。県外(千葉から!)からも、おむかえに来てもらいました。

情報の露出が増えれば里親になってくれる方がみつかります!!

事情を知ってもらい画像を見て「この子はぜひうちのコに!」と思ってもらうこと。
それが、まいぷれ広島で出来ることだと思いました。

気にはなっても現地まで行けない方の方が多いと思います。

みなさまのブログやフェイスブックで話題を取り上げてくださいませんか?

このページの上部には、ポチっとアイコンを押すだけでTwitterやFacebookに投稿出来るソーシャルボタンが付いているので簡単に紹介していただけると思います。
ぜひ、ご紹介おねがいします。

自分には何が出来るだろう…そう思われた方は、
「何か手伝えることがありますか?」そう問い合わせてください。
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ブリーダーレスキュー
総合お問い合わせアドレス TFOM@yahoo.co.jp
専用電話 090-6401-3745
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ボランティアスタッフさんが部屋の掃除をしたりしている間に、外に放してもらっているわんこたちと遊ぶだけのスタッフや、お散歩スタッフも募集中です。

荷物を解いて在庫管理してくださる方も募集しています。

現地に行くことが可能な方、
スリッカーをかけてやって、なでてやって、可愛い写真を撮って、ツイッターやブログにアップしてください。「里親募集中です」そう書いて画像を配信してください。
それだけで、とてもとても助かります。きっと迎えが来てくれるはずです。

暖かくなるにしたがって衛生面は悪くなってゆきます。
出来るだけ早急に1頭1頭が愛情を受けて生活できる場所へ引き取られることを願っています。


※ボランティアスタッフは常駐ではないので現地に赴く前に電話で確認してください。
※基本的には10時~15時には荷物受け取り&小屋の清掃等でスタッフがいるようにしています。
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支援物資の送り先
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〒738-0282
広島県廿日市市大野渡の瀬2715-206

NPO法人 犬猫みなしご救援隊
救援・譲渡TFOM活動部

※時間指定が出来る場合は10時~15時内でお願いします。
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支援金の振込先
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<銀行口座へのお振込をご希望の方>
■広島銀行 安支店 3102619
「NPO法人
犬猫みなしご救援隊」

■ジャパンネット銀行 本店営業部(001)
普通預金 3989953
「特定非営利活動法人
犬猫みなしご救援隊」

<郵便振替口座へのお振込をご希望の方>
■口座番号:01320-2-47269
■口座名義:
「特定非営利活動法人
犬猫みなしご救援隊」
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ブリーダーレスキュー
総合お問い合わせ専用電話

090-6401-3745

ブリーダーレスキュー
総合お問い合わせアドレス

TFOM@yahoo.co.jp
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※上記の情報は2011年3月時点のものです。